昔ながらの稲ワラ床には、1枚に約3万本の稲ワラが使われ、40センチの高さを5センチに圧縮していますので、強い弾力性と優しい踏み心地を感じさせます。
その他にも、稲ワラと新素材をマッチさせた、稲ワラサンドイッチ床や、稲ワラを全く使用しない建材畳床が主流になってきました。
各長所、短所を理解してお選び下さい。
稲ワラ床
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オール稲ワラ床です。 畳一枚に約3万本の稲ワラが使われ、約40cmの高さに積み上げられたものを5cmまで圧縮された床は、優れた弾力、耐久性と吸音性、遮音効果、断熱性、吸放湿性があります。昔と違い現在は熱風処理され、害虫発生の問題も減少しています。 |
稲ワラサンドイッチ床
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白い部分が断熱材です。 従来のワラ床の良さを残し、真ん中にポリスチレンフォームを挟み込んだ事で、軽量化が実現し感触も稲ワラ床と変わりません。そして、表面がでこぼこする要因のひとつであるワラ斑も押さえられます。 |
建材畳床
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全くわらを使っていません。
稲ワラの変わりにインシュレーションボードを使ったサンドイッチタイプの床です。断熱性や遮音効果に優れ、しっかり角のたった美しい仕上がりが特徴です。しかし、踏んだ感触がやや固めです。 |
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