畳表の種類

日本で使われる畳表の5割強は中国で作られたものです。
そういう状況の中でも国内で頑張っている生産者の8割以上は熊本県の八代地方に集中しています。熊本産の表を中心に畳表を準備いたしております。
各々の畳表を理解してお選び下さい。

畳表の良し悪しは、まず、い草の長さで分けられます。
写真のい草で、一番短いものは100cm位で、長いものは140cm位の長さです。
100cmのい草で畳の幅約90cmを使うという事は、根や穂先までを使わなければいけません。
一方、140cmのい草では、真ん中の太さが揃って色むらの少ない部分が使えるということです。

次に、同じい草でも1枚に対して何本使われているかです。 通常、畳1枚の大きさに約5千本以上が使われ、高級なものになると8千本以上だといわれます。
一般品の経糸に綿糸を使用するのに対して、高級品には、強く打ち込むために経糸に太麻やマニラ麻などが使われています。

熊本産ひのさくら表

い草丈140cm 重量2.7kg以上
熊本県で開発された細くて長いい草”ひのさらさ”を使い、ある決められた条件をクリアしないと,与えられない称号を持つ一品です。力強く打ち込まれた表面はい草がビッシリつまり、上品かつ逞しい表情です。

熊本産マニラ麻表

い草丈135cm 重量2.5kg以上
高級畳表独特の落ち着いた雰囲気で、い草の密度も文句なしの一品です。長く使って差が出ます。

熊本産太麻表

い草丈120cm 重量2.2kg以上
経糸に太麻を使い力強く打ち込まれた表面はい草がビッシリつまり、頑丈な表情です。

熊本産綿引き表

い草丈120cm 重量2.0kg以上
見た感じは色むらも少なく、一般家庭で一番良く使われているタイプ。


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